(1)保育園とは?
保育園(所)は児童福祉法に基づき、保護者が労働に従事しているなど、家庭で十分に保育することができない乳児又は幼児(日々保育に欠ける児童)を保護者の委託をうけて保育することを目的とする施設です。
【 認可保育園と認可外保育園 】
保育園には、「認可保育園」と「認可外保育園」があります。
施設の面積や設備、職員(保育士や調理員等)の資格や人数など、国の定める保育所としての基準をすべて備え、県知事の認可を受けた保育所または保育園です。この中でも、自治体が事業主体となっている公立保育園と、社会福祉事業法の規定により認可された社会福祉法人等による私立保育園があります。
ベビーホテル、無認可保育園、ベビーシッター、保育ママなどがあります。これらの事業主体はさまざまで、社会福祉事業法で認可された公的保育施設ではありません。自治体によっては、これらの運営費に対し若干の補助があります。
【 認可保育園の主な事業内容 】
保護者が就労・病気などの理由により子どもの保育ができない場合に、保護者の委託を受けて子どもの保育を担います。一般的な開所時間は午前8時前後〜午後5時前後です。(地域や利用者の就労時間によって異なります。)
3歳未満児(=0、1、2歳児)の保育です。中でも産休明けや 育児休業明けの0歳児保育は、近年の女性の社会進出の高まりか らその必要性が重視されています。
利用者の就労形態と時間、通勤距離等を考慮して実施されている事業です。およそ7時〜8時(または7時半〜8時半)までの早朝保育と、夕方の5時半(または6時)以降の保育をさします。特に夕方以降の延長保育は夜8時、10時、12時まで実施している施設もあります。
近年の就労形態の多様化に応じ、特に夜間に保育を必要とする保護者のための保育です。通常は、およそ午前11時〜午後10時を超える時間までの保育を行っています。
家族の急病や冠婚葬祭、社会活動ほか個人的な用事のために、週3日程度の短期間の保育を必要とする方のための事業です。
心身に障害または発達に遅れをもった子どもの保育を行う事業です。保育園での集団保育を通じて子どもの発達を促し、障害の克服を助け、他の子どもたちとの交流を経験させることを目的としています。
育児不安の解消をはじめ、広く子育て支援を行うため、共働きの有無を問わず利用できる子育て相談室を開設したり、電話相談の実施、園庭の開放等を行う試みが始められています。
保育園を中心に「学童保育」「高齢者デイサービスセンター」等の 施設が併設されている所です。近年は地域福祉センター等の事業 とともに広く地域に施設を開放した総合的な事業を実施している 保育園がみられます。