【 感染予防・清潔保持の方法例 】
- 被介護者を側臥位(横向き)にします。
- 頭の下にビニールシートを敷き、その上にタオルを敷きます。
- 吸いのみを使い水を含ませ、すすいでもらい、口の横から吐き出してもらいます。
- 歯を磨きます。
- 水を含ませ、数回うがいを繰り返します。
- 口の周りを拭き、後片付けをし、被介護者の体勢を整えます。
※歯磨きできない場合は割り箸の先にガーゼを巻きつけたものやガーゼを指に巻きつけて口腔内を拭きます。

- 入れ歯は毎食後、就寝前には取り外して洗浄します。
- 入れ歯は専用容器に保管します
- 入れ歯を外したら口腔洗浄を行います。
- 歯を磨きます。
- 水を含ませ、数回うがいを繰り返します。
- 就寝前は必ず、蓋のついた容器に水をはって保管します。
※歯磨きできない場合は割り箸の先にガーゼを巻きつけたものやガーゼを指に巻きつけて口腔内を拭きます。
咽頭の炎症。のどの痛みが特徴。また嚥下痛(飲みこむときの痛み)、粘液性分泌物の増加、発熱、全身のだるさなどのいわゆるかぜ症状を示します。
物を飲み込むときに痛みを感じ、高熱を発します。急性のものはウイルス、細菌感染が原因。慢性になると痛みは軽減するが膿が出るようになります。扁桃炎をきっかけにして腎炎、リウマチ様関節炎などを誘発することも。
急性はウイルス、細菌感染によるものです。痛み、声がすれ、嚥下痛など。慢性化すると痛みは軽減しますが、のどの閉塞感、乾燥感があります。
口中の食物かすの発酵による酸で、歯のエナメル質が溶けてしまい、そこに細菌が増殖し象牙質、歯髄をおかします。
口中の歯周病原菌が歯と歯茎の間に入り、歯を支えている組織に炎症を起こし、最終的に歯が抜けてしまいます。歯と歯茎の間にたまる歯垢は菌のすみかです。また歯周病原菌が血管を通じて、重大な疾患(動脈硬化、心筋梗塞、狭心症、脳血栓、脳梗塞)をひきおこすとも言われています。
誤嚥とは、ものを食道にではなく気道に飲んでしまうことです。気道に飲みこんだものに付着した細菌によって起こる肺炎を誤嚥性肺炎といいます。 多くの場合、食物の明らかな誤嚥ではなく、気づかずに誤嚥してしまうこと(不顕性の誤嚥といいます)で起こります。脳血管障害、抵抗力の低下、高齢による嚥下反射・咳反射の低下などが背景にあります。例えば嚥下反射・咳反射の低下した高齢者は、睡眠中に不顕性の誤嚥をたびたび起こし、この際、唾液とともに口腔内の細菌も同時に誤嚥するため、誤嚥性肺炎を起こしやすいといわれています。 そして、口腔内の細菌を減少させるためには、口腔ケアが有効になります。
