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感染予防教室

●Q&A

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保険請求の関係で、みだりに細菌検査はできないそうですが、どのような症状のときに検査すべきでしょうか。

「保険請求」の関係の意味ですが、保険請求上に制約があるということではなく、細菌検査をした場合、保険請求しなければ検査料を誰かが負担しなければならないということです。保険請求するためには、医師が必要と判断し、検査の指示を出してもらわなければなりません。細菌検査を何のためにするかを考えてみましょう。まず、感染が疑われるときに、その原因を追求するために細菌の存在や種類を特定するために細菌検査を行います。または、感染症に対しては一般的に抗生物質が使用されますが、病原体の種類によって使用する薬剤が違います。適切な薬物を用いるためには、病原体を突き止める必要がありますので、そのために検査します。したがって、細菌検査をするためにはまず、医師の指示が必要ですから、症状を正しく医師に報告することが大切です。どんなときに報告するかというと、

  • 長期間発熱が続いているとき
  • なかなか症状が改善しないとき(例えば、褥瘡が治らない、傷の化膿が治らない、咳や痰がいつまでも出ているなど)
  • 医師から指示された薬物を使っているが治らない

などです。また、細菌検査の指示がでても、検体をとるには滅菌操作で行うとか,採血をするなど、検査の種類によって採取方法が異なり、専門的知識と技術が必要です。これらは看護業務になりますので、訪問看護師に連絡してください。


*下記の書籍より転載いたしました。

著書名 : 訪問介護事業者のための感染症ハンドブック

監修・編集 : 鈴木幹三

出版社 : 中央法規