HOME > 感染予防教室 > Q&A > 2007年10月のQ&A

感染予防教室

●Q&A

■Q&A バックナンバー

MRSA(メチシリン耐性黄色ブドウ球菌)感染症にかかっている利用者の衣類の洗濯・入浴介助で注意することはありますか。

汚染がひどいリネン類は、手袋、ガウンを着用して扱います。洗濯は、通常の方法でかまいません。普通の洗剤で洗い、よく乾燥させます。塩素系漂白剤が使用できれば漂白します。

入浴介助においても過剰防衛は不要です。不浸透性のディスポーザブルエプロンを着用して行います。MRSAに感染している・していないに関係なく、褥瘡など正常でない皮膚に触れるときや血液・体液、汗を除いた分泌物・排泄物に触れるときは手袋を着用します。また、咳やくしゃみを伴う利用者で痰や飛沫に暴露されることが予想される場合は、マスクやキャップも着用します。浴槽の洗浄も通常の浴槽洗剤を用い、よく洗浄し、熱水ですすげば大丈夫でしょう。また、消毒剤を用いればより確実です。リネンを扱った後、入浴介助の後、また手袋を外した後は、必ず手洗いを行いましょう。


*下記の書籍より転載いたしました。

著書名 : 訪問介護事業者のための感染症ハンドブック

監修・編集 : 鈴木幹三

出版社 : 中央法規