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●健康づくり教室

(7)メタボリックシンドローム Q&A

Q1
内臓脂肪と体重の関係は?
A.

体重が減れば体脂肪も減ります。体脂肪には内臓脂肪と皮下脂肪がありますが、体重が減ることで多く減るのは、内臓脂肪であることがわかっています。メタボリックシンドロームの予防や治療において体重を減らす最終目的は内臓脂肪を減らすことにあります。

筋肉量を減らさず内臓脂肪を減らすためには、食事改善と運動の両方が必要です。

Q2
食事の改善だけで内臓脂肪を減らせますか?
A.

消費エネルギーより摂取エネルギーが多いと余分な脂肪がたまり、内臓脂肪も増えます。食事からの摂取エネルギーを減らし減量できれば、内臓脂肪は減ります。しかし、食事制限だけでは、基礎代謝量の多い筋肉が減ってしまうことになり、やせにくい体になってしまいます。運動をすることは筋肉量を減らさないために必要なのです。

Q3
内臓脂肪だけを減らす方法はあるの?
A.

内臓脂肪だけを減らす有効な方法は今のところありません。 食事の改善や運動で減る脂肪は、皮下脂肪よりも内臓脂肪のほうが多いことがわかっています。内臓脂肪は食事や運動の効果が現れやすいので落としやすいということはいえるでしょう。しかしその反面、食べ過ぎや運動不足など不健康な生活習慣によって増えるのも内蔵脂肪なのです。

Q4
加齢とともにメタボリックシンドロームのリスクは高くなる?
A.

アメリカでの研究結果によれば、男女とも加齢にともないリスクが高くなることがわかっています。日本においても加齢によるリスクの上昇は男女とも否定できません。 特に、日本では若い世代の男性と、閉経後の女性にメタボリックシンドロームが多くみられる傾向があります。

Q5
喫煙はメタボリックシンドロームのリスクを高める?
A.

喫煙習慣のある人は、メタボリックシンドロームのリスクが高くなるという疫学的な調査結果がでています。たばこに含まれる有害成分は、動脈硬化を助長します。禁煙することで動脈硬化のリスクは低減します。すでにメタボリックシンドロームの人や予備軍の喫煙者は、禁煙の実践が求められます。

Q6
メタボリックシンドロームと診断されたらどうすればいい?
A.

初期の段階では薬物治療などではなく、過食、脂肪やアルコールの過剰摂取、食物繊維の不足、ストレス、運動不足などの生活習慣を改善することにより肥満を解消することが先決となります。内臓脂肪の蓄積をもたらす悪い生活習慣を改善し、やせたにもかかわらず、糖尿病、高血圧、脂質異常症などが改善しない場合は、薬物治療が必要になります。

*メタボリックシンドロームに関する内容は下記の書籍より転載いたしました。

著書名:別冊すてきな奥さん「内臓脂肪撃退ダイエット」 出版社:株式会社主婦と生活社