(2)メタボリックシンドローム
■加齢にともなうメタボリックシンドロームのリスク
アメリカでの研究結果によれば、男女とも加齢にともないメタボリックシンドロームの リスクが高くなることがわかっています。日本においても加齢によるリスクの上昇は男女とも否定できません。特に日本では、若い世代の男性と閉経後の女性にメタボリックシンドロームが多くみられる傾向があります。
■メタボリックシンドロームとは
内臓のまわりに脂肪が蓄積する「内臓脂肪型肥満」は、糖や脂質の代謝異常を起こし、 さまざまな生活習慣病の原因となります。 このような、内臓脂肪の蓄積によって生活習慣病を引き起こしやすくなった状態を、 メタボリックシンドロームといいます。 メタボリックシンドロームは、血糖や血圧など、それぞれの数値はそれほど悪くなくても、動脈硬化の進行を加速させ、心疾患や脳卒中などの危険性を高めてしまいます。
気になるリスクはひとつだけでも、それは氷山の一角のようなもので、水面下にはリスクも潜んでいるかもしれません。 便利な生活環境による運動不足や、欧米化した食生活などから、摂取と消費のエネルギーバランスは崩れがちです。生活習慣を見直して、内臓脂肪を減少させ、メタボリックシンドロームという氷山全体の縮小をはかることが大切です。
現在、40〜74歳のメタボリックシンドロームの該当者・予備群は約1900万人いるといわれており、男性の2人に1人、女性の5人に1人に相当します。
※平成17年国民健康・栄養調査 (平成19年5月発表)
メタボリックシンドローム(代謝機能の不調)